ちりめん細工

江戸時代から明治時代にかけて織られた、薄くて伸縮性のある江戸縮緬とよばれる正絹二越縮緬を本場の機屋さんの協力を得て再現しました。最高級の生糸で昔ながらに織るため、一日に一反余しか織れませんが、伸縮性と風合いに優れ、ちりめん細工の材料として最適です。
日本玩具博物館ミュージアムショップで取り扱っていますオリジナル商品「古風江戸ちりめん」のご案内です。日本玩具博物館は1986年より、江戸時代からの伝統をもつ「ちりめん細工」の復興と伝承に取り組んできました。その過程で、ちりめん細工用に適した、薄くて、伸縮性があり、柔らかい風合いのある「江戸ちり」(明治初期のちりめん)とよばれる古布のような正絹二越ちりめんを再現しました。ちりめん細工の材料として最適です。また、大きな作品や袋物には、しぼの大きな厚手の縮緬も必要なため、鬼しぼ縮緬も作りました。ちりめん細工を愛好する皆様に喜んでいただき、お役に立てれば幸いです。
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いちばんよくわかるちりめん細工 つるし飾りの基礎
¥1,320
2011年12月に日本ヴォーグ社から発行されました。 やさしいお細工もの20点を詳しい写真の作り方で紹介しています。 花 椿袋、桜袋、桃袋、杜若袋、朝顔袋、ほおずき袋、柿袋、糸菊袋、 動物 うさぎ袋、うぐいす袋、折鶴袋、ひよこ袋、金魚袋、鯛袋、亀袋 人形 おさるっこ、這い人形袋 袋物・飾り物 宝袋、七宝まり、風船袋
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ちりめん細工の小さな袋と小箱
¥1,430
2017年12月に朝日新聞出版から発行されました。 この本では、江戸時代からの歴史をもつ小袋や小箱に焦点を当て、当館のちりめん細工講師が作り方をやさしく解説しています。 小さな巾着袋、丸形小箱、団扇形の小箱~露草・花菖蒲~、五角袋、兎袋、蝶袋、福助と姫だるまの小箱、椿の下げ箱、扇形小箱、桧垣文様袋、菊花形数珠袋、矢羽根文様袋、五角箱、 扇形小箱入りの丸箱、透かし籠袋、風車袋、千筋袋、文化人形の小箱、小銭入れ、スマートフォン入れ、、ぽち袋入れ、和菓子入り蛤箱 江戸と明治の小さな袋と小箱
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和の布遊び ちりめん細工
¥1,980
2003年11月に雄鶏社から出版されました。 花 山桜袋、土筆袋、紫陽花袋、桔梗袋、朝顔香袋、朝顔巾着、ひさご袋、菊袋、五色つらつら椿、 市松袋花散らし 鳥 うぐいす袋、雉袋、鶴袋、孔雀袋、ちょぼ袋、ひよこ袋 人形 童遊び、香袋雛、座り人形袋、座敷犬、越後獅子袋 袋物 福助つなぎ袋、羽子板袋、六角模様お守り袋、奴の巾着、千筋袋 玩具 お猿の下げ飾り、桃とり猿、傘独楽、狸のお手玉、串馬、 とんだりはねたり(蛙・兎・猿) 江戸と明治のお細工物 箱と玩具、袋物、迷子札と御守り袋
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江戸・明治のちりめん細工
¥3,080
日本玩具博物館が収集保存してきました、江戸期や明治期などに作られた、ちりめん細工の数々をご紹介しています。 第1章から第5章まで200ページからなります。 第5章では、【押絵】菊花の花形小箱、【つまみ細工】牡丹の巾着、【きりばめ細工】底絵・波に千鳥の袋物の今に甦ったちりめん細工の作品が紹介され、うぐいす巾着と一緒に作り方も掲載されています。 2009年1月に雄鶏社から出版されましたが、現在は、当館ミュージアムショップでのみ購入できます。在庫がなくなれば、絶版となる貴重な本です。
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いちばんよくわかるちりめん細工 つるし飾りの基礎2
¥1,320
『つるし飾りの基礎.』の第2弾です。 2014年2月に日本ヴォーグ社から出版されました。 作ってみたいお細工もの20点を詳しい写真の作り方で紹介しています。 花 山桜袋、菜の花袋、花菖蒲袋、紫陽花袋、蓮の花袋、桔梗袋、菊袋、栗袋、水仙袋、椿の花袋、梅袋 動物 蝶袋、鳩袋、かえる袋、福良雀袋、座り鶴袋 人形 豆雛、三番叟袋、おくるみ人形 暮らし かぶと袋
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伝承のお細工物 ちりめん遊び
¥1,540
日本玩具博物館館長が監修した最初の本です。 1992年にマコー社から出版されました。 小裂の袋物16種、おもちゃづくし25種、伝承の人形たち17種を掲載しています。